シンポジウム抄録
日本の矯正歯科医療の質を高める
専門医制度を求めて
〜 専門医制度にかかわる医療の現状から考える 〜
私たちは昨年、「矯正医療の将来を考える」という演題のもと「医療の質を高めるシステム」にスポットを当てたシンポジウムを開催いたしました。その中で、国民が安心して医療を受けられるように、医療の質に直結した専門医制度の確立が急務であるという意見が交わされました。
このような質の高い専門医制度は、医療従事者にとっても目標とする医療技量のひとつの判断基準となると考えます。
そこで今回は、第一部として諸外国の矯正歯科に関する専門医制度の実情を報告していただき、日本の専門医制度の課題を探ります。また、第二部として一般の医療の現状を医療事故、医療訴訟等を通して患者側の視点、法的な視点からとらえ、専門医並びに専門医制度に関する問題点をクローズアップすることで、各々のお立場から専門医制度のあり方を提言していただきます。
【講演者】
星 隆夫 先生 矯正歯科医 日本矯正歯科協会会員 新潟県
鈴木 敦秋 先生 読売新聞社会保障部 東京都
水沼 太郎 先生 三宅坂総合法律事務所・弁護士 東京都
〜 シンポジウム抄録 〜 |
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・「諸外国の矯正歯科専門医制度の実情と日本の課題」 | 星 隆夫 |
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・「報道の立場から見た医療事故の現状と専門医制度への提言」 | 鈴木 敦秋 |
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・ 「専門家責任を果たすために」 |
水沼 太郎 |
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