日本歯科矯正専門医認定機構（JBO）第六回認定審査報告

　2009年10月1日（木）午前８時より午後５時半まで、アルカディア市ケ谷（私学会館）にて第６回認定審査が行われました。

　はじめに、各症例に対して申請者自身が記入した自己評価表を提出していただきました。その後、当機構の齋藤 卓麻委員の他、宮下 勝志審査委員・星 隆夫審査委員・大野 秀徳審査委員により資料などの評価が行われ、審査は宮下・星・大野審査委員とともに、与五沢 文夫審査委員長・藤田 邦彦審査委員・三瀬 駿二審査委員が行いました。

挨拶をする 与五沢 文夫審査委員長

左から、夕田JBO代表委員、与五沢審査委員長、藤田、三瀬審査委員)

左から、宮下、星、大野審査委員、関JBO副代表委員,深町JIO会長、齋藤JBO委員

　今回、第三者委員として、JBO顧問（第三者委員長）・福岡県歯科医師会副会長　中村 直先生、歯科医師でありJBO顧問弁護士でもある、あすか総合法律事務所（香川県）・弁護士　植松 浩司先生、医療法人ひらの亀戸ひまわり診療所（東京都）・事務長でメディカルソシャルワーカーの高山 俊雄氏が出席され、審査および口頭試問に加わりました。

第三者委員
JBO顧問（第三者委員長）・福岡県歯科医師会副会長 　中村 直先生
弁護士　植松 浩司先生	医療法人ひらの亀戸ひまわり診療所（東京都）事務長　 高山 俊雄

　今回の審査においては、「専門医制度に係る三者懇談会」により、３団体の専門医制度に関わる相互視察を行うことに基づき、日本矯正歯科学会からは、田中 進平先生・浅井 保彦先生・伊藤 和明先生・島田 正先生・中野 廣一先生・土持 正先生の６名が、日本成人矯正歯科学会からは、島本 和則先生・松野 功先生の２名が視察されました。視察委員の先生方は、審査対象の80症例のチェックを行い、口頭試問についてもオブザーバーとして同席いただきました。

３団体の専門医制度に関わる相互視察

日本成人矯正歯科学会からご出席の 松野 功先生、島本 和則先生

日本矯正歯科学会からご出席の 島田 正先生、土持 正先生	日本矯正歯科学会からご出席の 田中 進平先生
日本矯正歯科学会からご出席の 中野 廣一先生(左) と説明する夕田JBO代表委員(右)	日本矯正歯科学会からご出席の 伊藤 和明先生、浅井 保彦先生

口頭試問会場

　今回の審査において、「100症例中の５症例審査」のほかに、「指定10未治療症例評価」による審査も行われました。

指定10未治療症例評価症例	審査する与五沢審査委員長

　認定審査の最終判定は審査委員に当機構の夕田 勉代表委員、関 康弘副代表委員、日本矯正歯科協会（JIO）から深町 博臣会長が加わり、上記の事柄を総合的に判断して行われました。
　審査の結果、６名が合格し、新たにJBO認定歯科矯正専門医として認定されました。

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