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第三回 認定審査報告

日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)第三回認定審査報告


 2006年10月5日(木)午前8時より午後5時まで、私学会館アルカディアにて第三回認定審査が行われました。

指定10未治療症例提示 与五沢文夫 審査委員長
 
 今回より、各症例に対して申請者自身が記入した自己評価表ならびに審査症例考察記載用紙を提出していただきました。その後、前回同様に当機構の広末善久委員・天野憲人委員の他、宮下勝志審査委員・星隆夫審査委員・大野秀徳審査委員により資料などの評価が行われ、審査は宮下・星・大野審査委員とともに、与五沢文夫審査委員長・藤田邦彦審査委員が行いました。

藤田邦彦 審査委員 宮下勝志 審査委員
星隆夫 審査委員 大野秀徳 審査委員

 今回、第三者委員として、日本歯科医師会元常務理事・福岡県歯科医師会副会長 中村 直先生、日本歯科大学新潟生命歯学部より派遣された機能性咬合治療学教授 小出 馨先生、医療法人ひらの亀戸ひまわり診療所(東京都)勤務の高山俊雄氏が出席され、審査および口頭試問に加わりました。また、指定10未治療症例評価の申請者は4名で、審査委員が治療開始前の資料の精査を行い、4名全員が指定10未治療症例評価を受けることが決定されました。

第三者委員
中村 直先生 小出 馨先生 高山俊雄氏

 当日、ヒョーロン・パブリッシャーズ編集部 増田一弘記者、クインテッセンス出版株式会社 新聞クイント編集部 木宮雄志記者、デンタルダイヤモンド社 安斎清幸記者、週刊日本歯科新聞編集部 冨田真人記者から取材を受けました。この取材に対応するため、日本矯正歯科協会(JIO)から深町博臣会長、のき田邦裕専務理事が出席されました。

口頭試問会場

 今回の審査において、5症例ともに非常に質の高い臨床レベルを維持されている申請者がいました。一方では、症例の一部に、診断ならびに治療方針において、抜歯・非抜歯の決定が治療開始時において困難なものがありましたが、術者の臨床経験を活かし、効率の良い治療を目指していただくことを望む意見が出されました。また、細部の仕上げに留意し、更なる咬合の確立に努めていただくことを望む意見も出されました。
 認定審査の最終判定は審査委員に当機構代表委員と副代表委員が加わり、上記の事柄を総合的に判断して行われました。
 審査の結果、7名が新たに認定歯科矯正医として認定されました。

 

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